シリウスB(伴星)の観望(2021年1月21日)

(シリウス伴星)20210121.jpg

1月14日にNHKBSプレミアムで「天狼星シリウスのミステリー」を放送していましたね。私も、口径20㎝クラスを買ったときに挑戦してみたいとおもっていたのがシリウスB(伴星)の観望。シリウスの諸元をWikiから抜き出すと、
(1)シリウスA(主星)
光度:-1.4等
分類:A型主系列性
距離:8.85光年=559682au(全天で8番目に近い恒星系)
大きさ:太陽の1.7倍
表面温度:約10000K(青色)
(2)シリウスB(伴星)
光度:8.4等
分類:白色矮星
主星からの距離:30au(太陽系に例えると海王星の軌道)
大きさ:地球サイス
表面温度:約25000K(白色)

※シリウスBは主星の周囲を約50年で公転しており、2021年は角距離11.2秒と離れて観測の好機。40年位前の大学生時代にも口径10㎝、15㎝や20㎝で見えた見えないの会話があった気がします。
角距離11.2秒と聞くと、前回のトラぺジウムの明るい2つの星の角距離が12.8秒なので楽勝に見えると思われがちですが、主星と伴星の明るさの差が9.8等級違う。1等級違うと約2.5倍なので2.5の9.8乗=約8000倍の輝度差があるので主星の光芒に隠れてしまい大変に見にくい。

20:00頃から観望。本日のシーイングはあまり良くない。
スカイアライメント実施後にシリウス導入。25㎜アイピース(80倍)から順次倍率を上げていくが、確かに明るくてシーイングの為か光芒が厳しくて伴星のかけらも見えない。適正倍率を無視して3倍バローレンズ+5㎜アイピース(1200倍)では色収差の塊でした(笑)。ズームアイピース10㎜(200倍)でシーイングが落ち着くのを待っていると、光芒は主星周辺にランダムに発生するが一方向に星らしき物が見える時がある。アイピースを回転させても星らしき物の位置は変わらないので、これがシリウスの伴星と勝手に認定した次第。

写真は、ズームアイピーズで10㎜にセットしてシリウスを拡大撮影(合成焦点距離=50*2000÷10=10000mm、合成F値=50*2000÷10÷200=50)した動画から画像を切り出し、画像処理なし。カメラで液晶画面を見ながら動画撮影していると、シーイングが落ち着いた時に右下のでっぱり部分に主星から分離して星が現れるので、ここがシリウスBと想定される。もう少しシーイングの良いときに再挑戦します。

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